バックライトがないキーボードは不便。。
先日中古で購入したThinkPad X270。
使用用途は主にブログの記事作成とネットサーフィン。
使用用途的には、X270は小型で使いたいときにサクッと使用できるので便利!
なのですが…
暗い環境だとキーボードが光らないので使えない。。
今回はそれを解決しようと、バックライト付きのキーボードに交換してみました。
買ったのはこちら。
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Amazonで5,800円でした。
配列は日本語です。
記号周りをよく打つ方、プログラミングをする方には英語配列のほうがいいみたいですね。
バックライト付きのキーボードはヤフオクでも売っていましたが、送料入れるとAmazonと大差ない。
だったら最悪返品可能なAmazonのほうが良い。
AliExpressで中国から安く取り寄せることもできるようだが、ちゃんと適合しているのかわからないし、問題があったときの返品処理とか大変そう。
ということで、Amazonで安心のAmazon発送品(Amazon倉庫に在庫があり、返品処理とかきちんとしているもの)を購入。
レビューでも問題なそう。
(同時に、液晶がTNパネルで見づらかったため、フルHDのIPS液晶も購入。こちらは後日届いたら記事にします。)
バックライト付きのキーボードが届いた!
届いたキーボードがこちら。
↓元のキーボードと配列は同じですね。
(上が元のキーボード、下が購入したバックライト付きのキーボード。)
購入したバックライト付きのキーボードは、若干パネルの色が違うようです。(グレーがかってる。)
キーボードの押し心地も変わらない気がします。
レビュー通り、梱包は簡易的なものでイマイチ。
薄いダンボールのようないつもの簡易封筒?に、、、
プチプチなどで養生されてるわけでもなく、、
キーボードがビニールの袋に入っているだけでした。。
(配送中に曲がったらお終いです。配送事故にならないようにちゃんと梱包したほうがいいと思うんだけどなー。。)
まぁ品物は無事なようでしたので、一安心です。
キーボードを交換してみた。
では早速キーボードを交換していきましょう。
尚、背面カバーを外すと保証の対象外となります。
私のX270はヤフオクで中古を買ったので、気にせずバラします。笑
(バラしながら気づいたのですが、キーボードを交換するには、ほぼすべてバラす必要があります。パソコンを自作したことない私にも出来たので、そこまで難しくはないですが、パーツが壊れると大変なので、作業は慎重に。)
用意するもの
用意するものは精密ドライバー。
磁力のあるものが便利。
こんな感じのものですね。
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なければドライバーの先端に磁石を何度かくっつければ帯磁するようです。
私はこれだけでやりましたが、より慎重にやる方は、以下のものを揃えると良いです。
・ピンセット
[itemlink post_id="1738"]
ノートPCの配線はパーツも小さく細かいので、あると便利。
・帯電防止手袋
[itemlink post_id="1740"]
パーツを静電気から守ります。
・小物入れ・パーツケース
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ネジを外した箇所ごとにまとめておくと、戻すときに間違いづらくなります。
(ネジを外す前に写真も撮っておくと良い。)
キーボードの交換方法
交換作業は先人たちのブログ記事を参考にしつつ行いました。
(参考記事:三日坊主の備忘録)
step
1バッテリーを外す
まずはパソコンをシャットダウンして、バッテリーを外します。
(赤で囲ってある爪をスライドさせながら、青で囲ったバッテリーを外します。)
step
2裏蓋を外す
次に裏蓋のネジをはずします。
(写真の赤丸部分のネジ。)
裏蓋はネジを外しても、爪で引っかかってます。
隙間に指などを挟んで外していきます。
中身が見えてきましたね。
(ここまでは簡単です。)
step
3ネジと端子を外す
次に、写真の赤丸で囲ったネジを外して、四角で囲った端子等を外していきます。
黄色の四角で囲った配線は上に、緑の四角で囲った配線は横に引っ張り外します。
青い四角の配線はロックされているので、ロックを上に持ち上げ、ロックが外れたら端子を横に引っ張り外します。
(若干ロックの形の違うものをありますが、やり方はほぼ同じです。やりづらい場合はピンセットなどを使用します。)
※写真は液晶を交換したときのものですが、仕組みは同じです。
ロックが外れたら、端子を手前に引いて外す。
四角が2つ重なってるところ(写真中央の黄色い四角と青い四角が重なってるところ)は2重になってるので、まずは上の端子上に引っ張って外し、次に下の端子のロックを外して、端子を横に引っ張り外していきます。)
step
4パーツ類を外す
これらネジと端子を外したら、内蔵バッテリー、2.5インチストレージ(SSDorHDD)、スピーカー,CMOS、メイン基板を外します。(メモリは外さなくてもいけるかも)
パーツは、下記の順で外していきます。
パーツを外す順序
- 内蔵バッテリー
- 2.5インチストレージ(SSDorHDD)
- スピーカー,CMOS
- メイン基板
ここまで来ればもう一息。
step
5プラスチックの板とWi-Fi配線を外す
上記のパーツ類を外すと白いプラスチックの板が現れるので、赤丸のネジを外して、青い四角のWi-Fi配線を溝から外し、プラスチックの板を外します。
ココに注意
Wi-Fiの配線を外す際は、配線をまとめたパーツ(ネジ止めがある黄色い丸のパーツ)を破損しないように気をつけて下さい。
(私はこれを破損し、ネジ止め出来なくなりました。そしてそのせいで、リアバッテリーを受ける端子が基盤の下に入り込み、リアバッテリーがしっかり赤い四角の端子にハマらず、リアバッテリーを認識しない状態に陥りました。最初わけがわからず、リアバッテリーと1日ほど悪戦苦闘し、なんとかねじ込みました。)
これでようやくキーボードに辿り着けました。
(シルバーの板がキーボードです。)
step
6キーボードを外す
続いてキーボードを外していきます。
赤丸のネジを外したら、キーボード(青い四角で囲ったシルバーの部分)全体を手前にずらします。
するとキーボードが外れます。
写真はキーボードを外した状態。
あとは購入したバックライト付きのキーボードを取り付けていくだけです。
step
7バックライト付きキーボードを取り付ける
新しいキーボードの取付は、この逆の手順を踏んでいきます。
取付の際は配線を噛まないように気をつけて下さい。
ちなみに写真は外したキーボード(上)と、新しいバックライト付きのキーボード(下)です。
そして裏側。
で、バックライト付きのキーボードを取り付けた状態がこちらの写真。
ちゃんと光ってますね!
もちろん文字も光るので、暗い環境でも快適に作業できます。
キーボードを光らせるには「Ctrl+スペース」を押します。
明るさは2段階で、「Ctrl+スペース」を押すたびに明るさが変化します。
ココに注意
新しいキーボードを取り付けた後パソコンを起動すると、CMOSのボタン電池の端子を抜いた影響で時刻の設定が狂いピープ音が鳴り、写真のような表示が出ます。「0271 check date and time settings」
慌てずに「F1」キーを押し、BIOS画面で時計の設定をしましょう。
step
8BIOS画面で時計の設定をする
①BIOS画面で「→」を2回押し、Data/Timeを表示。
②System Dataで日付と時間を設定。
「↑」「↓」で月、「tab」で日にちに移動し、「↑」「↓」で日にち、「tab」で年に移動し、「↑」「↓」で年を設定。
時刻も同じような手順で設定していきます。
③「F10」でSave and Exit。
再起動され、時刻が設定されます。
ポイント
「Fn」キーと「Ctrl」キーを入れ替えたいときは、ついでにここでやっちゃうましょう。
これでX270のキーボードの交換作業は以上となります。
お疲れ様でした。
X270含めThinkPadシリーズは他PCに比べ構造が簡単で整備しやすいとのこと。(最近のものは知りませんが…笑)
確かに作業は大変でしたが、特に難しくはなかった気がします。
液晶の交換と合わせると中古のパソコンが割高にはなりましたが、作業を趣味として楽しみ、より快適なものに仕上げるという意味ではありかなと思います。
ThinkPadX250、X260、x270をお持ちで、今のキーボードにバックライトがあればなぁ、若しくは、US配列キーボードにしたいなぁと感じている方は試してみて下さい。
暗い環境での作業が快適になります。